2016年12月11日日曜日

Pokémon GO

今月7日からとうとう初めてしまいました、ポケモンGO。発売当初に始めたお子たちが飽きても中高年には相変わらず人気です。週末に軽井沢の保養所に泊まるだけの旅は、ポケモンが出没するとされる場所を選んで散策します。

12月10日(土) Day 1

まずは小諸城跡懐古園です。以前も紅葉の季節に訪れたことがあります。今は閑散期。
園内から望む浅間山。真田丸便乗盛り上げ中。徳川方の陣地だったとかで幟が立ってました。

そして見下ろす千曲川。島崎藤村の記念館とか歌碑とか。
城内にある動物園からたまに聞こえる鳴声とまばらな子供たちの歓声のほかは静かなものです。

そんな中、スマホ片手にうろつく中高年たち。この人二周目だな、とか。まあ、城マニアでもなければこの寒い中、中年が一人でうろつく場所ではないですね。
昼食は城内の蕎麦屋で温まります。手打ちが当たり前という感じで蕎麦そのものが美味しかったです。
本日の気温は日中でも3度程度。陽が陰るととても寒く感じました。
 城内のミニ動物園のライオン。名前はナナだったか。連れ合いは2014年に亡くなったと書いてありました。
隅っこにいるのはそこだけ陽が当たっていたからです。猫ですからね。

この動物園には人気者の熊がいたのですが、こちらも数年前に亡くなったとありました。
小諸城は山から千曲川に向かって広がる傾斜地の、市街地よりも低い川側にある珍しい造りです。低いといっても崖の上ですが。自然に削られた崖が堀となっています。TVドラマの「信濃のコロンボ」でも懐古園の堀に死体がある回がありました。ストーリーいつものように全然覚えていませんけど。
懐古園とは小海線小諸駅を挟んで反対側、市街地にある大手門。門の方が高い場所ということになります。
 お土産を買い、
夕食にはいつもの信州ワインを飲んで、
おやすみなさい。


12月11日(日) Day 2

いつもの朝食を摂ったら、
今日は前橋の敷島公園を散策です。利根川に沿った、野球場やサッカー場もある、平坦で広い公園です。
昨日の小諸に比べると気温は10度ほども高く穏やかで散歩日和です。

木が適度な間隔になるよう手入れされているのか、暗くも眩しくもなく、ゆったり過ごせます。

園内のバラ園。ここは西洋風庭園になっています。

バラ園北門の傍に萩原朔太郎記念館があります。ここで初めて前橋出身と知った次第。あとで青空文庫で「月に吠える」でも読んでみましょう。

記念館は工事中なのか覆いがされていましたので立ち寄らずにそのままバラ園をうろうろ。

昼食時には切り上げて、前橋ICから関越自動車道に乗り、改装されてから初めて立ち寄る上里SAで昼食を済ませます。
早めに帰るのは今月の相模原(今月はわけあってすでに2回目)に立ち寄るためです。

相模原からはいつもの渋滞。国道16号線は渋滞するので以前は可能な限り避けていましたが、定期的に通過するようになって慣れましたというか諦めました。

ところでポケモンGOの方はというと、懐古園がサイホーンの巣、敷島公園がパラスの巣になっていました。
12月8日の日経新聞コラム「やさしい経済教室」に、お金を持った団塊世代が退職してもお金を使わないと書かれておりました。夫より10年以上長生きする妻が家計を握っているから自分の老後のために消費を惜しむ、というのは誰でも納得なのですが、日本は欧米に比べると夫婦仲が悪いから一緒の趣味をもったり互いが趣味にお金を使うのを嫌がる、というのはナルホドーという感じでした。

いいですよ、二人で一緒にポケモンGO。お金を使いたくなければ使わなくても遊べるし、スマホのデータ使用量もほどほどだし、共通の話題が出来るし外を歩くので運動になるし、いままで関心のなかった場所に行くきっかけにもなるし。

というわけで中高年に人気なのでありました。



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